年金改革関連法 参院本会議で成立 「年収106万円の壁」撤廃や基礎年金底上げ策も
政治|
06/13 12:30

基礎年金の底上げ策などを盛り込んだ年金制度改革の関連法が、参議院本会議で自民・公明の与党と立憲民主党などの賛成多数で可決・成立しました。
関口参院議長
「よって本案は可決されました」
年金改革法は、パートなどで働く人が厚生年金に加入しやすくするため「年収106万円の壁」を公布から3年以内に撤廃するとしています。
また、働く高齢者の厚生年金を減額する在職老齢年金制度の見直しなどが盛り込まれています。
焦点となっていた基礎年金の底上げについては、立憲民主党の主張を反映し、4年後の財政検証で給付水準の低下が見込まれる場合に実施することが付則に明記されました。