石破総理大臣がコメ価格に 備蓄米は5キロ2000円が望ましい
政治|
05/24 05:52
石破総理大臣はテレビ朝日の「報道ステーション」に出演し、備蓄米は5キロ2000円が望ましいとしつつ、備蓄米100%とブレンド米で価格は異なるとの認識を示しました。
石破総理大臣
「(備蓄米は)すでに農家の方々の手を離れたお米ですから、それは安い価格というものにこしたことはないが、2000円きっちりでいくか、2000円台なのか。いくらっていうのはブレンド米あるいは備蓄米100%、それによって違いますもんね」
石破総理は「5キロ4000円台はあり得ない」と指摘したうえで、2000円にまで下がればいいが備蓄米を他のコメとブレンドする場合は2000円より高くなると説明しました。
また、減反政策が2018年に廃止された後も事実上続いてきたと指摘されることを念頭に、今後は増産に向けてかじを切るべきとの考えを強調しました。
石破総理大臣
「(増産でコメが)もし余ったら輸出するということじゃなくて、やはりこの品質の高いおコメを世界に提供していく。もし余ったらではなくて最初から輸出ということを目指してやっていく」
石破総理はさらにコメの価格が下がり農家に影響が出るケースについては「農家に国民全体の負担で補填することは政策としてあっていい」と述べました。