年金改革法案が衆議院で可決 与党と立憲などが賛成
政治|
05/30 13:49
パートなどで働く人が厚生年金に加入しやすくするよう「106万円の壁」の撤廃などを盛り込んだ年金改革法案が、衆議院本会議で与党と立憲民主党などの賛成多数で可決しました。
法案には、厚生年金の適用範囲を拡大させることや働く高齢者の厚生年金をカットする在職老齢年金制度の見直しなどが盛り込まれています。
焦点となっていた基礎年金の底上げについては与党が立憲案を丸のみし、将来的な実施を付則に明記する修正を行いました。
日本維新の会は「抜本改革が必要」、国民民主党は「審議が不十分」などと批判し、立憲民主党以外の野党は反対しました。
来週、参議院で審議入りし今の国会で成立する見通しです。