安定的な皇位継承を巡り、立憲民主党の野田代表は女性皇族が結婚した後の身分の在り方について今の国会で先行して結論を出すべきだと訴えました。 立憲民主党
　野田代表 「女性皇族が結婚された後も皇族であり続けることができるということ、人生設計に影響があるので早く決めましょうと。立法として決めることは大事だと思うので、最後までこれは諦めずにいきたい」
　与野党は皇族の数を確保するため、女性皇族が結婚した後も皇族に残る案や男系男子を養子に迎える案について議論してきました。
　野田代表は「養子縁組の案もあるが、まだ議論が十分ではない」と述べ、女性皇族が結婚後も皇族に残る案のみ先に結論を出すべきだとしています。
　一方、自民党の麻生最高顧問は「多くの党が支持している養子縁組案を棚に上げ、取りまとめが行われることは不自然だ」として両案の結論を出すべきとの立場です。
　議論は平行線が続いていて、今の国会で合意できるかは不透明です。