出馬会見翌日に公認見送り 山尾志桜里氏が声明文
政治|
06/12 19:16
出馬会見をした翌日に国民民主党から公認を見送られた山尾志桜里氏。舞台裏で何があったのでしょうか。
■山尾氏が声明文
玉木氏釈明は
12日昼、山尾氏のSNSから国民民主党の文字が消えた直後のことでした。
山尾氏の声明文
「24時間も経たないうちに『公認取消』という性急な結論を頂戴したことには正直驚きました。その統治能力には深刻な疑問を抱いておりますので、今後は一線を画させて頂ければと思っております」
山尾氏は声明文を公表、公認を取り消した党への不満をつづり、離党届を出したことを明らかにしました。
山尾志桜里氏
「『もう一度戻って一緒にやろうよ』と言っていただきました」
10日、参院選への出馬を表明したばかりの山尾氏でしたが、質問は地球5周分ともいわれたガソリン代の計上問題や不倫報道に集中…。
山尾志桜里氏
「(Q.男女の関係について認めるのか?)8年前の件なんですけれども大変申し訳ありませんが、当時お話しした以上のことを申し訳ありません。どうしてもこの場で新しく言葉を紡ぐことをご容赦いただけたら」
「(Q.答弁拒否ですよ?)すみません、ごめんなさい。申し訳ありません」
会見の翌日、国民民主党は山尾氏の公認を取り消しました。
これに反発した山尾氏は12日、声明文を発表して党から出馬を辞退するように言われたことも暴露しました。
山尾氏の声明文
「代表・幹事長の同席を希望しましたが、辞退会見であれば同席するとのお答えは大変残念でした」
この件について12日、玉木代表は…。
国民民主党
玉木雄一郎代表
「(Q.(辞退なら会見同席は)事実か?)このままいくとなかなか難しいという感触は本人にもお伝えをし、我々としても公認を見送るとかそういう形ではない形でできないかと幹事長や舟山会長を中心にですね、模索をしていましたけれども、本人としては自ら引くという選択肢はないと…。選んだ責任もありますから、撤退することについては我々からも丁寧にしっかり説明しようという話はしておりました」
出馬の見送りや、会見を行うこと自体も議論されていたということです。
玉木雄一郎代表
「先般行われた会見についてもですね、やはり懸念はありましたが、今までの見方も劇的に変わるかなという正直希望もありました。ただなかなか厳しいと」