石破総理 大西宇宙飛行士とリーダー論 国際ステーションに“船長”3カ月滞在中
政治|
07/01 08:30
石破総理大臣は国際宇宙ステーション「きぼう」に船長として長期滞在する大西卓哉宇宙飛行士にVIPコールし、リーダーとして活動する秘訣を質問しました。
石破総理大臣
「ISS船長は、様々な国の宇宙飛行士が一堂に集う環境の中でリーダーシップを発揮していく立場にあると思いますが、特別な環境の中で成果を上げるためにどのようなことを重視して活動しておられるでしょうか」
大西宇宙飛行士
「ISS船長という大役を担うにあたっては、しっかりと皆の意見を聞くように心掛けています。そして、そのうえで自分が最終的な判断を下したうえでは、判断の判断に至った背景というものを皆にちゃんと説明するようにしています」
国際宇宙ステーションとの交信は20分ほど行われました。
大西飛行士は宇宙ステーションでの生活を通じて「強い信頼関係が醸成され、意見の相違があっても対話で解決できるチームになった」と、これまでの歩みを振り返りました。
石破総理は「素晴らしいリーダーシップを発揮し、宇宙開発における日本のプレゼンスを示すことに大きく寄与している」と称えました。