参院選 大阪選挙区 4議席をめぐる激戦 「指定席」に変化か?
政治|
07/14 12:12
参議院選挙の投開票まで1週間を切りました。14日は4つの議席を19人で争う全国屈指の激戦区、大阪を取り上げます。
過去3回の選挙で4議席を自民、公明、維新で分け合ってきた大阪で、異変が起きています。
給付金批判などで逆風下で戦う自民。
自民
新人
柳本顕氏
「大阪が変わり、自民党自身が変わらなければならない。お米、ガソリン、電気代、ガス代、こうしたものに対するサポートをしっかりする」
「発祥の地」で議席を失うわけにはいかないのは、公明と維新です。維新はここ大阪で負けたことがありません。
維新
新人
佐々木理江氏
「社会保険料改革によって国民の皆様の手取りを増やす。一票が欲しければ、お金をばらまけばいい。でもばらまき政治は絶対にやらない」
維新
新人
岡崎太氏
「これまで大阪で様々なモデルを作ってきた。選挙を勝って、勝って、勝って、ここまでやってきた。もう一度エネルギーを与えて下さい」
一方、前回の衆院選で全敗した公明は唯一の現職候補が背水の陣で臨みます。
公明
現職
杉久武氏
「我々はしっかりと減税も給付も全力で取り組んでいきたい。大阪選挙区、勝ち抜いていかなければなりません」
これらの「指定席」に割って入ろうとしているのが参政党で、保守層の「受け皿」をねらいます。
参政
新人
宮出千慧氏
「日本人ファースト、日本人ファーストを私は大阪中で広めたい。まずは日本国民の懐を豊かにする。そして日本人の命を守る」
一方、追う展開となっているのは2人の無所属候補と、一本化せずそれぞれで戦う野党候補です。
無所属
新人
世良公則氏
「あなたの『推し』を押し上げてこの国を変える一歩にしましょうよ。どうせ無所属の一人じゃ何にも変えられない。試してみましょうよ」
共産
新人
清水忠史氏
「汚れたお金と無縁のただひとつの政党。消費税廃止、その一歩として5%減税、必ず実現させていきましょう」
立憲
新人
橋口玲氏
「食料消費税の0%、ガソリン暫定税率の廃止、もう一歩のとこまで来ました。参議院が交代すれば、これが変わります」
国民
新人
渡辺莉央氏
「『103万円の壁』を所得制限なく178万円まで引き上げること。皆さんの手取りが増える夏にしたい」
無所属
新人
東修平氏
「しがらみだらけの政党政治に終わりを告げて、国民の皆さんの声が真っすぐ届く政治を実現していく」
れいわ
新人
椛田健吾氏
「一貫して訴えてきた消費税の廃止、1年間で1世帯当たり20万円から30万円手取りが増えるんです」
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