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フィリピン残留2世の一時帰国 政府支援で親族対面へ

政治

07/18 05:50


 太平洋戦争中に日本人の父親と生き別れたフィリピン残留日本人2世の日本への一時帰国に向け、政府が初めて国費での支援を決めたことが分かりました。
 政府関係者などによりますと、8月上旬の訪日が決まったのはフィリピン残留日本人2世のタケイ・ホセさん(82)です。
 タケイさんは太平洋戦争の混乱期に日本人の父親と生き別れたため、親子関係を証明することができず無国籍状態となりました。
 支援団体の調査で親族が大阪府で暮らしていることが分かり、80年越しに親族との対面が実現する見通しです。
 4月には、石破総理大臣がフィリピンでタケイさんら残留2世と面会し、国籍回復に向けた支援を約束しました。
 一方で、国籍回復を希望する残留2世の平均年齢は83歳を超え、今年に入ってから2人が亡くなっています。

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