自民党内で石破総理大臣の退陣論が広がるなか、高市前経済安保担当大臣が去年の総裁選挙で自身を支持した議員らと会合を開きました。
　高市前経済安保担当大臣はその後、麻生最高顧問の事務所を訪れ20分ほど会談しました。
　石破総理の退陣論が強まるなかで、「ポスト石破」に向け、前回に続いて麻生最高顧問の支援をえたい狙いがあるものとみられます。
　高市前経済安保担当大臣は去年の総裁選で決選投票の末に石破総理に敗れ、党内からは次期総裁に推す声も上がっています。
　参院選での大敗後、自身は沈黙を貫いていますが、高市前経済安保担当大臣に近い議員からは日米の関税協議の合意を受けて「総理続投の理由は消えた、これを花道に退陣を」などと公然と石破総理の退陣を求める声が上がっていて、ポスト石破に向けた動きが本格化しています。