中国電力に原子力規制委員会から島根原発2号機の「使用前確認証」が交付され、2012年以来の営業運転を再開しました。
　中国電力・島根原発2号機は1989年に営業運転を始め、2012年1月に定期検査のため停止していました。
　その後、中国電力による防波壁や浸水を防ぐ「水密扉」などの安全対策設備の工事を終え、先月7日におよそ13年ぶりに再稼働に至りました。
　以降、実際に発送電をしたり出力を上げたりしたうえで、運転に問題がないか検査や確認が行われていました。
　10日午後3時ごろ、中国電力に原子力規制委員会から島根原発2号機に営業運転に必要な「使用前確認証」が交付され、2012年以来の営業運転が再開しました。
　島根原発は唯一県庁所在地にある原発で、2号機は福島第一原発と同じ沸騰水型です。
　 画像：発送電開始時の島根原発2号機の中央制御室（先月）