戦後80年 硫黄島で戦没者追悼式 遺族「事実を風化させない」
社会|
01/16 12:19
今年は戦後80年です。太平洋戦争の激戦地となった硫黄島で戦没者追悼式が行われ、遺族は「事実を風化させない」と訴えました。
1945年の太平洋戦争末期、小笠原諸島の硫黄島では、アメリカ軍との間で激しい戦闘が繰り広げられ、旧日本兵らおよそ2万1900人が命を落しました。
遺族代表
栗林快枝さん
「戦争を絶対に繰り返さないために事実を風化させないよう、永く後世に正しく伝えていかなければならない」
16日の追悼式では、日本側の守備隊を指揮した栗林忠道中将の孫が、遺族を代表して追悼の言葉を述べました。
遺族らは午後に硫黄島内の地下壕などで献花を行います。