銅線が盗まれた群馬・万座温泉スキー場 リフト運行できずスキー客半減
社会|
01/26 12:13
去年、送電用の銅線が盗まれた群馬県のスキー場ではリフトが運行できないことなどから、今シーズンのゲレンデの利用が一部停止されています。
去年9月、嬬恋村の「万座温泉スキー場」で大量の銅線ケーブルやリフトを動かすモーターなどが盗まれました。
スキー場によりますと、この影響で5本あるリフトの4本が運行できなくなり、全14コースのうち上級者コースを含む12コースで今シーズン中の営業が停止されました。
このため、今シーズンの年末年始でスキー場の利用客は昨シーズンのおよそ半分だったということです。
スキー場では利用できるエリアを有効活用しようと、先週から「スノーチュービング」と呼ばれる新たなアクティビティーを開始しました。
万座温泉スキー場
星野元希さん
「スキーをしないお客さまにも楽しんでいただきたいという気持ちで、皆で作りました」
群馬県内では周辺の別のスキー場でも銅線などが盗まれていて、警察が引き続き捜査を進めています。