道路陥没 発生から40時間超 運転手の救出難航
社会|
01/30 06:05
埼玉県八潮市で、道路が陥没してトラックが転落した事故から2日近く経ちました。夜を徹して運転手の救出活動が行われましたが、作業は難航しています。
28日午前、八潮市の道路が陥没してトラックが転落しました。
トラックの荷台部分は29日に引き上げられましたが、運転席部分は残されたままで、74歳の男性とみられる運転手の容体は分かっていません。
現場では、30日午前2時半ごろに、2つの穴の間が崩落し、ひとつの大きな穴となり、その後、さらに崩落が進み穴は拡大しています。
穴には下水道からの水が流れこんでいて、これが救出活動を妨げる一因になっていることから、埼玉県は、穴に流れ込む下水を減らすため、上流部分で川に流す緊急放流を29日夜から始めました。
この川から取水している浄水場はないため、飲み水に影響はないということです。
県は、引き続き、この付近の12の市と町に対して下水道の利用の自粛を呼び掛けています。