JR東海の「ドクターイエロー」引退 24年の歴史に幕
社会|
01/30 06:25
新幹線の点検専用車両「ドクターイエロー」が、老朽化を理由に29日に引退し、およそ24年にわたる運行を終えました。
ドクターイエローは、新幹線の高速運転を支える様々な設備や線路の状態を調べる専用車両として、「新幹線のお医者さん」などの愛称で親しまれています。
29日、JR東海が保有する「ドクターイエローT4編成」は老朽化を理由に最後の運行を終え、およそ24年の歴史に幕を閉じました。
ファン
「寂しい。ドクターイエローありがとう」
「自分を鉄道好きに育ててくれた車両の1つなので、本当に感謝しかないです」
今後の点検は、JR西日本が所有する「ドクターイエローT5編成」や現在、「のぞみ」などとして運行している「N700S」に、2027年をめどに新たに開発する装置を搭載して点検を行うということです。