1月のJR長野駅前で3人が刺された事件を受け、警視庁と小田急電鉄が走行中の電車内で訓練を行いました。
　訓練は電車内に刃物を持った男が現れ、イヤホンを付けるなどして状況に気付いていない乗客が切り付けられた想定で行われました。
　1月にJR長野駅前で男女3人が刺されて1人が死亡した事件を受け、実施されました。
　警視庁と小田急電鉄の駅員ら約50人が参加し、乗客の安全を確保した後、さすまたなどを使って男を取り押さえるまでの手順を確認しました。
　警視庁は、電車内で刃物を持った人物が現れた際は車内の非常用ボタンを押したうえで、犯人から距離を取ることを最優先に行動してほしいとしています。