3連休中日の23日も今季最長寒波が列島を居座り、日本海側では広く雪となりました。東京都心も朝は冷え込み、氷点下となったところもありました。 ■3連休中日も今季最長寒波居座る
　冬に雪が降るのは当然のこと。そうは思っていても、さすがに降りすぎです。
　こちらの夫婦は、1日3回の雪かきが日課となりました。 雪かきをする人 「（Q.きついですか？）そうですね。1人ではできないので。なんとか2人でね、半分こずつって感じでね。無理しないように暮らさなきゃいけないよねって、いつも1日に何度かそういう会話をしている」
　住民らの家の前には雪がこんもりありますが、生活道路はしっかりと除雪されています。買い物などに出かけられるのがせめての救いか。北陸や東北は“雪”に翻弄された3連休となりました。
　青森県弘前市では統計を始めた44年間で1番の積雪となっています。
　観光地では…。23日は日本海側で広く雪となりました。厄介な“雪”も旅先で見ると見え方が違うようで。 観光客 「『雪景色』という感じで、すごくきれいだなと思いました」
　東京でも寒波の影響は続いています。23日朝は凍えるほどの寒さ、池の水が氷るほどです。東京都心はマイナス0.4℃まで下がりました。今月6回目となる冬日は異例の多さです。
　17日に列島を襲った今シーズン最長の寒波。23日に至るまで、日本列島に居座り続けています。
　“だから”というわけではありませんが、京都では春を呼ぶ神事が行われました。屈強な男性が挑むのは重さ150キロの鏡餅です。持ち上げた力が“奉納”されるんだとか。
　無病息災、身体堅固を祈り、全力で“餅”につかみ掛かります。女性の鏡餅は90キロ。
　見ているこちらまで熱くなれる神事。参加した人は…。 “餅上げ”に参加
　勝部梓さん 「（Q.持ち上げる時に考えたことは？）今年はどうやって食べようかなということと、応援してくれる方もたくさんいるので、その方に少しでも力を分けられたら」
　寒波のピークは23日夜から24日にかけて。普段雪が少ない九州や四国でも雪が積もる予想で、福井などでは警報級の大雪となる恐れがあります。