“除染土”再利用「まずは福島で」 地元の双葉町長が環境大臣に
社会|
02/25 12:06
福島第一原発の事故に伴う除染で出た土などを県外で再生利用する計画が進まないなか、地元の双葉町の町長は、まずは県内で取り組む必要があるとの考えを環境大臣に伝えました。
双葉町
伊沢史朗町長
「首都圏の人たちへの理解を進めるには、まずは県内で取り組む必要があると話はした」
除染で出た土などは、双葉町と大熊町の中間貯蔵施設に保管されています。
法律で県外での最終処分が決まっていますが、放射線量が低い土壌を再生利用する計画は進んでおらず、双葉町の伊沢町長は、「首都圏の理解醸成が進んでいない危機的な状況を考えた」と理由を説明しました。
これを受け浅尾環境大臣は、「理解醸成を含めて責任を持って進める」と述べました。