浜岡原発2号機 原子炉本体の解体を開始
社会|
03/18 06:12
中部電力は、廃炉作業中の浜岡原子力発電所2号機について原子炉本体の解体工事を開始したと発表しました。
2009年に運転を終了した浜岡原発の1、2号機は排気筒やタービンなど周辺設備を解体し、原子炉本体の解体工事の準備を進めてきました。
中部電力によりますと、17日、2号機の原子炉圧力容器の上ぶたを専用の切断装置で取り外し、細断する工事に着手したということです。
商業用原発の原子炉の解体が始まるのは国内では初めてです。
中部電力は工事で出る放射性廃棄物について、「廃棄先が決まるまでの間、建屋内で安全に保管する」としています。