「先生にゆとりを」保護者主催で教師の働き方考えるイベント開催
社会|
03/22 17:27
長時間労働などが問題となっている教師の現状を知ってもらうために、子どもたちの保護者が主催したトークイベントが千葉県船橋市で開かれました。
会を主催した保護者
「先生の働き方を通して、自分の子どもがどういう環境で学び、どういう環境で生活し、どういう環境で成長しているのかを保護者に知ってもらう」
保護者が主催して開かれたイベントには、オンラインも合わせて保護者や学校関係者ら100人以上が参加しました。
現役の高校教師として教育現場の問題を訴え続けている西村祐二さんや地元の現役教師が登壇し、労働環境の現状を説明しました。
長時間労働や人手不足によって、授業の準備が十分にできず、子どもたちと向き合う時間も少なくなっていると指摘しています。
参加した保護者からは「民間企業の感覚ではあり得ない環境だと感じた。先生にもっとゆとりがあれば、一緒に子どもを育てることができると思う」などの声が上がりました。