福島第一原発内の高線量「土のう」回収作業が延期
社会|
03/25 02:35
東京電力は福島第一原発の汚染水の中に残されている「土のう」の回収作業を24日に始める予定でしたが、機材の不具合で延期となりました。
福島第一原発では事故直後、汚染水の放射性物質を吸着する鉱物「ゼオライト」を詰めたおよそ26トンの土のうが建屋の地下に敷かれました。
東京電力は廃炉作業の一環として、土のうの回収作業を24日から始めるとしていましたが、機材の不具合で延期となりました。
遠隔ロボットを吊り下げるクレーンのフック部分が動かなくなってしまったということです。
東京電力は詳しい原因を調査し、対応を検討する方針です。