愛子さまが宮中晩さん会に初出席 国賓としてブラジル大統領夫妻が来日
社会|
03/25 20:43

天皇皇后両陛下が国賓として来日しているブラジルの大統領夫妻を招いて開催した宮中晩餐(ばんさん)会に長女の愛子さまが初めて出席されました。
宮中晩餐会は25日午後8時ごろから始まり、ブラジルのルーラ大統領夫妻のほか、両陛下の長女・愛子さまや6月にブラジルを訪問する秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまが出席されました。
宮中晩さん会が開かれたのは6年ぶりで、愛子さまが出席されたのは初めてです。
サッカーの三浦知良選手や歌手のマルシアさんなどブラジルにゆかりのある人々も招待されました。
ブラジル側からの希望で晩餐会のドレスコードは「平服」となり、天皇陛下らも初めて平服で、女性皇族もティアラを着用せずに臨まれました。
天皇陛下
「本年の『日本ブラジル友好交流年』を通じて両国の友好関係がますます深くなることを切に願います」
シャンパンで乾杯した後、棒ずしなどの和食の前菜が晩餐会としては初めて出されました。
メインディッシュは蒸した羊のモモ肉で、これまで、それぞれの座席で大皿から取り分け、ソースをかけていたサーブの仕方を感染対策で変更し、あらかじめソースをかけた状態で1皿ずつ提供されるということです。