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広末容疑者“違法薬物”見つからず 19日まで勾留決定 関係者が近況語る

社会

04/10 19:00


 傷害容疑で今月19日までの勾留が決まった俳優の広末涼子容疑者(44)。10日朝、行われた自宅の家宅捜索の様子も明らかになってきました。 ■広末容疑者
 勾留決定
 19日まで
 裁判所は広末容疑者の「勾留」が必要だと判断しました。これから広末容疑者は19日まで検察や警察の取り調べを受けることになります。 元東京地検特捜部
 副部長
 若狭勝弁護士 「今回の傷害事件においても、その前の事故においても薬物の影響で事故や傷害事件を起こしているのではないか、しっかりと勾留を付けて調べる必要があることから勾留を認めたと考えられる」
 芸能界の第一線で活躍を続けた広末容疑者に何があったのか。 広末涼子容疑者(当時42) 「役者という仕事を続けることで働く女性やママたちの指針になれたり、一緒に頑張ろうっていう気持ちになってもらえたら一番素敵な仕事」
 関係者などへの取材から最近の様子が分かってきました。 朗読劇をプロデュース
 山下俊輔氏 「(Q.最後に会ったのはいつ?)3月10日にリハーサルをしていて、そちらが最後だと思う」
 来月、行う予定だった広末容疑者の朗読劇をプロデュースした山下俊輔さん。ギタリストとして一緒に舞台に上がる予定でした。 山下俊輔氏 「とても素晴らしい演技をしていて、スタッフも涙するような環境で素晴らしい俳優さんだと改めて思っています」 「(Q.特に変わった様子は?)一切ありません」
 広末容疑者は5月の本番に向けて、練習に励んでいたといいます。 広末涼子容疑者 「さあ、いつまでもぐずぐずしないで、イライラするから。行くって決めたなら、もう行ってちょうだいね。花は王子様に泣くのを見られたくなかった。本当にプライドの高い厄介な花だった。王子さまはここへは二度と戻ってくるつもりはなかった」
 広末容疑者が逮捕された後、事務所から活動を自粛するという連絡があり、朗読劇は中止になりました。
 広末容疑者が事故を起こす直前にしていた「仕事」は「朗読劇」とは別のものだったといいます。 スポーツニッポン新聞社
 文化社会部
 飯尾史彦デスク 「広末さんの俳優復帰作になる可能性が高いもので、世の中的にサプライズで発表したいところもあったので極秘で撮影していた」
 広末容疑者は奈良県内で映画の仕事をしていました。事故を起こした日も撮影があったそうです。 飯尾史彦デスク 「すごくハイテンションだったと聞いている。これが素なのか、今回の件があったので、その日は違ったのかというのは分からない」
 映画に協力していた奈良市には広末容疑者が逮捕された日に、こんな連絡があったといいます。 映画会社から奈良市への連絡 「事情があって撮影を延期することになった」 飯尾史彦デスク 「奈良市が関わっているという作品、公益性の高い作品で余計に関係者のショックは大きいと聞いている」 ■広末容疑者“違法薬物”見つからず
 10日午前10時前、広末容疑者が3人の子どもと一緒に暮らしていた自宅には静岡県警の捜査員の姿がありました。
 危険運転致傷の疑いで家宅捜索が行われました。
 薬物事件の捜査などを行う部署も携わったということです。自宅に薬物があるかどうかの確認作業をしたとみられています。
 およそ2時間後、捜査員が何かを運び出している様子が確認できます。捜査関係者によると、家宅捜索の結果、違法な薬物は見つからなかったといいます。 若狭勝弁護士 「処方されているとすれば病院の通院している何らかの診察券とか、お薬手帳とかそういうたぐいのもの。市販されたものを買ったなら買った時の領収書とか、いつどのくらいの量を買ったのか、それは頻度としてはどの程度購入して、服用しているのかをあらわす証拠というのも押収対象になる」
 警察は事故の要因として、服用していた薬など様々なことが考えられるため家宅捜索を行ったとしています。
 広末容疑者への取り調べは19日まで続けられます。警察は、事件前の行動などについて捜査を進めます。

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