ネクスコ中日本のETC障害 6月中の再発防止策のとりまとめと報告を指示 国交省
社会|
04/11 12:41

ネクスコ中日本のシステム障害により高速道路のETC(自動料金収受システム)が使えなくなった問題を受けて、中野国土交通大臣は6月中をめどに再発防止策の取りまとめと報告を指示しました。
中野国交大臣は、システム障害によりETCが使えなくなった問題を受けて10日、ネクスコ中日本の縄田社長と面会したことを明らかにしました。
縄田社長からは利用者に対する謝罪があったうえで、ネクスコ3社による有識者委員会の立ち上げや広域的なシステム障害に対するマニュアルを作成すると発言があったということです。
これに対して中野国交大臣は、4月中に原因と対策を取りまとめるよう求めたことに加えて、6月中に再発防止策と広域的なシステム障害が発生した場合の「危機対応マニュアル」の作成と報告を指示しました。
ネクスコ中日本はシステム障害が起きてから精算手続きをせずにそのまま車を通行させる対応を取っていて、該当する利用者にはホームページなどを通し「後日精算」をするよう呼び掛けています。