長崎・対馬沖3人死亡の医療搬送用ヘリ事故 業務上過失致死傷容疑で海保が捜索
社会|
04/09 12:05
長崎県の対馬沖で医療搬送用のへリが海に着水、転覆して乗っていた6人が死傷した事故で、海上保安部はヘリの運航会社に家宅捜索に入りました。
家宅捜索を受けたのは、ヘリを運航していた佐賀市の「エス・ジー・シー佐賀航空」です。
唐津海上保安部によりますと、6日に長崎県対馬空港から福岡市の福岡和白病院に向かう医療搬送用ヘリが海に着水・転覆し、乗っていた医師や患者など3人が死亡、機長ら3人がけがをした事故について業務上過失致死傷などの疑いが持たれています。
また、転覆したヘリについては9日午前11時すぎ、海中から引き揚げられ船に載せられました。
今後、陸上に運ばれ詳しい事故原因について海上保安部や国の運輸安全委員会による調べが行われる見通しです。