首都高6人死傷事故の遺族らが「危険運転致死傷罪」への訴因変更求める
社会|
04/09 23:59
首都高速で去年、トラックが乗用車に追突して6人が死傷した事故の遺族らがトラック運転手により刑が重い「危険運転致死傷罪」を適用するよう訴えました。
埼玉県戸田市の首都高速・美女木ジャンクション付近で去年5月、トラックが乗用車に追突して3人が死亡、3人がけがをしました。
トラックを運転していた降籏紗京被告は過失運転致死傷罪で起訴されましたが、遺族らはより刑が重い危険運転致死傷罪に訴因を変更するよう訴えました。
これまで3度にわたって東京地検に要望書を提出してきたということです。
夫を亡くした女性
「過失っていうのは、うっかりなんじゃないか。これは絶対にうっかりな事件ではないです。どうにかこれから何かが変わっていき、この3名の尊い命がどうか無駄にならぬよう、そこをすごく強く考えています」
この事故を巡っては、9日に降籏被告の勤務先の元代表が業務上過失致死傷の疑いで書類送検されました。