医療搬送用ヘリ事故3人死亡 運輸安全委が航空会社を調査
社会|
04/08 12:03
長崎県沖でヘリが転覆し、3人が死亡した事故で、運航していた航空会社に国の運輸安全委員会が聞き取り調査に入りました。
8日午前10時、国の運輸安全委員会の調査官が、佐賀市の「エス・ジー・シー佐賀航空」に運行や整備状況についての聞き取り調査に入りました。
今回の事故では、福岡市の福岡和白病院に向かう医療搬送用ヘリが海に着水し、乗っていた患者・医師を含む3人が死亡しています。
7日は機長ら生存者への聞き取り調査が行われ、何らかの事情で機長が手動でフロートを出し、不時着せざるを得なくなった可能性があることが分かりました。
一方で、異常を知らせるヘリからの信号を管制塔が受信した形跡は確認されておらず、海上保安部が詳しい状況を調べています。