三菱UFJ銀行貸金庫窃盗 被告の元行員が初公判で起訴内容認める
社会|
04/18 12:06
三菱UFJ銀行の貸金庫窃盗事件でおよそ2億9000万円相当の金塊を盗んだ罪に問われている元行員の女の初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。
(社会部・上田健太郎記者報告)
黒の上下スーツ姿で頭を下げながら法廷に入った元行員は裁判官の方を向いてはっきりとした口調で答えました。
三菱UFJ銀行の元行員・山崎由香理被告(46)は、客が利用する貸金庫から金塊およそ2億9000万円相当を盗んだ罪に問われています。
18日午前11時から東京地裁で始まった初公判で、山崎被告は「全部認めさせていただきます」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「FXで多額の損失が出たのをきっかけに立場を悪用し、盗んだ」と指摘しました。
裁判は終わり、山崎被告は傍聴席に向かって一礼し、法廷を後にしました。