食べる桜「桜漬け」の材料 八重桜の収穫が最盛期
社会|
04/18 09:20
神奈川県秦野市の農家では、春の風物詩でもある食用八重桜の収穫がピークを迎えています。
青空にふわふわと浮かんでいるように見えるピンクの花は秦野市千村地区の八重桜です。
千村地区ではおよそ2500本の八重桜が栽培されていて、秦野市は年間およそ20トンの収穫量を誇る全国有数の産地です。
収穫された八重桜は塩漬けにして、祝いの席などで湯に戻して飲まれる「桜湯」としても振る舞われます。
今年は4月初旬に季節外れの寒さが続いたため開花が例年よりも遅れたものの、今週に入り一気に花が咲きそろいました。
食用の八重桜は八分咲きの時点で収穫しなければならないため、17日と18日が収穫の最盛期となります。
地元の農家にとって八重桜の収穫は仕事でもあり、春の訪れを楽しむ風物詩でもあるということです。