増上寺「誇り分かち合いたい」 「世界の記憶」登録
社会|
04/18 16:25
ユネスコの「世界の記憶」に所蔵する仏教聖典叢書(そうしょ)が登録された東京・増上寺などが会見を開き、「誇りを分かち合いたい」と喜びを語りました。
増上寺
小林正道執事長
「私どもとしても大変な喜びであり、皆さまとともにこの誇りを分かち合いたい」
「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書」は、徳川家康が収集した総数約1万2000点に及ぶ木版の叢書です。
歴史的に価値の高い文書などを保護するユネスコの「世界の記憶」に17日に登録されました。
増上寺の小林執事長は登録当日が徳川家康の命日であったことにも触れつつ、「未来の世代に仏教の教えをより分かりやすく発信する方法を真剣に考えていきたい」と話しました。
19日からは増上寺で登録された叢書が展示されます。