さいたま女子高校生殺害か 逮捕の男 1時間半も現場徘徊 自宅から包丁2本…犯行計画か
社会|
04/17 17:49
さいたま市で女子高校生が殺害された事件。事件の前、逮捕された男が1時間半にわたって現場付近を徘徊(はいかい)していたことが分かりました。女子高校生を狙った訳は。
■逮捕の男
1時間半も現場徘徊
花を手向けに来る人は17日も。
さいたま市のマンションで高校1年生の手柄玲奈さん(15)が殺害された事件。
逮捕された谷内寛幸容疑者(24)について、新たに分かったことがあります。
現場からは血の付いた包丁が1本押収されていますが、部屋から見つかったのは別の刃物2本です。そのうち1本は料理などに使用された形跡のない比較的、新しい包丁だったといいます。
谷内容疑者の部屋に台所はありません。犯行に向けて準備していたのでしょうか。
事件直前の行動についても…。
現場近くの建設会社に勤務していた谷内容疑者。事件当日、14日午後6時半ごろに寮から1人で外出したといい、その約1時間半後に事件が起きました。
この間、現場付近を徘徊していたとみられますが、警察が現場周辺の防犯カメラを調べたところ、手柄さんを付け回すなどの行動はなかったということです。
外出先から帰宅したところを襲われた手柄さん。
警察は谷内容疑者が事件直前に偶然、手柄さんを見掛け、マンションのエントランスで初めて接触し、犯行に及んだとみて捜査しています。