「同じ思いをさせたくない」池袋暴走事故から6年 遺族らが現場で祈り
社会|
04/19 17:23
東京・池袋で車が暴走して12人が死傷した事故から6年となった19日、遺族らが現場を訪れ手を合わせました。
6年前の4月19日、豊島区東池袋で車が暴走して歩行者らを次々とはね、松永真菜さん(当時31歳)と莉子ちゃん(当時3歳)が死亡したほか、10人が重軽傷を負いました。
遺族の松永拓也さんと真菜さんの父親である上原義教さんらが事故の発生時刻に合わせて現場近くの慰霊碑で手を合わせました。
松永拓也さん
「悲しいからこそ他の人に同じ思いをさせたくない」
真菜さんの父親
上原義教さん
「真菜も莉子も、もちろん会って抱きしめてあげたいんだけど、それも叶いませんから」
松永さんは交通事故の撲滅や遺族への支援拡充を目指し、自治体などへの働き掛けを続けていくとしています。