首都圏の“大動脈”で大規模運休 2日間で54万人に影響
社会|
04/19 18:24
JR東日本は新たな路線の開業に向けた線路の切り替え工事のため、山手線と京浜東北線の一部区間で運転を見合わせています。どのような影響が出たのか取材しました。
■首都圏の“大動脈”で大規模運休
窓口で。そして、通路でも。至る所で駅員の取り合いに。遅刻も許して下さい。
利用客
「山手線が動いていないのを忘れていて」
「(Q.恵比寿へは何しに?)友達と食事。間に合わないかもしれない」
いつもとはちょっと違う休日となりました。
19日に終日運休となったのは山手線外回りの上野駅から大崎駅までの間と、京浜東北線の品川駅から東十条駅までの区間です。
線路を切り替える工事のためで、田町駅では「羽田空港アクセス線」の2031年度開業に向けて今、この時間も順調に作業が続いています。
秋葉原にカードゲームを買いに来たという男性。この後、仕事で渋谷に行かないと行けませんが、まだルートを決めていません。
秋葉原駅から渋谷駅へ向かう男性
「完全に止まっている?」
「(Q.きょうは終日運休)内回りは動いている…」
乗り換えを嫌い、普段とは逆回りで渋谷へ。時間に余裕を持っていたからこそできることです。
20日は信号関係の工事をするとのことで、19日の区間に加え、山手線の内回りも20日正午ごろまで運休となります。
JR東日本によりますと、この2日間で54万人に影響が出るということです。