民間人や外国籍理由に「戦後補償」受けられず 被害団体が補償求めパレード
社会|
04/19 23:23
戦時中に民間人や外国籍だったことを理由に、戦争被害の救済が受けられていないと訴える団体が国に補償を求めるパレードを行いました。
東京都内で行われたパレードに参加したのは、いまだに戦争被害の救済を受けられていないなどとして国に「補償」を求める複数の団体です。
戦時中は軍人・軍属ではなく民間人だったことや、「日本人」として動員させられたにも関わらず、外国籍であることを理由に救済されていないということです。
シベリア抑留を経験
西倉勝さん(99)
「もう私なんか100歳だから、私が一番今、若い方です。そういう経験した人が皆亡くなっている。補償を受けないで亡くなっているんです。だから今残っている方のためにも、ぜひ考えてあげてほしい」
戦後3年間に渡ってシベリアで抑留された西倉勝さんは強制労働をさせられた外国籍の人で、現在も生きている人だけでも救ってほしいと訴えました。