朝日新聞阪神支局襲撃38年 「忘れない」市民らが祈り
社会|
05/03 12:19
兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局が襲撃された事件から3日で38年です。
朝日新聞阪神支局には朝から市民らが訪れ、祭壇に向かって手を合わせました。
1987年5月3日の夜、男が阪神支局に侵入して散弾銃を発砲し、小尻知博記者(当時29)が死亡し、犬飼兵衛記者(故人)が重傷を負いました。
「赤報隊」を名乗る人物から報道機関に犯行声明文が送り付けられ、事件は未解決のまま時効を迎えています。
追悼に訪れた人
「私が何かできるわけではないのですが、1人でも来ることで、皆に忘れないんだよということをアピールできればなと」
事件が発生した午後8時15分には朝日新聞の関係者が黙祷(もくとう)する予定です。