東大前駅で殺人未遂 男は少なくとも2回切りつけたか
社会|
05/08 06:05
東京メトロ南北線の東大前駅に停車していた電車内で男性が刃物で切り付けられた事件で、逮捕された男が男性を少なくとも2回切りつけていたことが分かりました。
住居不詳・職業不詳の戸田佳孝容疑者(43)は7日午後7時前、南北線の東大前駅に停車中の電車内で20代の男性の頭などを包丁のようなもので切り付けて殺害しようとした疑いが持たれています。
その後の捜査関係者への取材で、戸田容疑者が電車に乗ろうとした男性に対し、無言で背後から頭部を切りつけた後、男性が振り向いたところをさらに正面から切りつける様子がホームや電車内に設置された防犯カメラに映っていたことが分かりました。
戸田容疑者は取り調べに対して黙秘しています。
男性とは面識がなかったとみられ、警視庁は事件の動機などを詳しく調べています。