川崎死体遺棄事件 逮捕の元交際相手 女性が行方不明後の1月に練炭使い自殺未遂
社会|
05/09 13:22

川崎市で行方不明になっていた岡崎彩咲陽さん(20)が遺体で見つかった事件で、逮捕された元交際相手の男が1月に自殺未遂を図っていたことが分かりました。
捜査関係者によりますと、川崎区で岡崎彩咲陽さんの遺体を遺棄した疑いで逮捕された白井秀征容疑者(27)が今年1月3日、練炭を使い自殺を図っていたことが分かりました。
岡崎さんは去年12月20日から行方がわからなくなりました。
白井容疑者は12月に4回行われた警察の任意の聴取に対し、「知らない」「自分も心配で捜している」などと話していました。
自殺未遂をした後に行われた聴取では「家族に関与を疑われて逃げ場がない」という趣旨の話をしていたということです。
また、白井容疑者の家族は1月中旬、警察に対し「(白井容疑者が)事件に関与してしまったかもしれない」などと話していました。
これに対し、警察は捜査したとしながらも「岡崎さんの行方について具体性がなく、行方の手掛かりはつかめなかった」と説明しています。
神奈川県警は9日付で検証チームを立ち上げ、岡崎さんを巡る一連の対応が適切だったか調べることにしています。