上皇さま 退院翌日から仙洞御所を歩く運動を再開 無症候性心筋虚血と診断 宮内庁
社会|
05/12 18:11

無症候性心筋虚血と診断され、東大病院を10日に退院した上皇さまが翌日の11日から、お住まいの仙洞御所の中を歩く運動を再開されたことが分かりました。
宮内庁の黒田次長が12日の定例会見で明らかにしたもので、上皇さまの体調にお変わりはないということです。
上皇さまは入院する2日前まで、上皇后さまと一緒に仙洞御所がある赤坂御用地を散策していましたが、退院翌日の11日には医師の体調確認を受けながら、1週間ぶりに仙洞御所の中を歩く運動を再開されたということです。
上皇さまは心臓の精密検査の結果、症状はないものの、一定程度以上の運動負荷が掛かることで心筋への血流が不十分となる無症候性心筋虚血と診断されました。
宮内庁は負荷が掛かり過ぎないように検討しつつ、筋力の低下を抑える運動は続けて頂きたいとしていました。