「家族10人で食べるため」コメ窃盗の被告 初公判で起訴内容認める 位置情報から特定
社会|
05/15 09:57
起訴状などによると、青森市の会社員・大矢一樹被告(37)は3月、市内の精米所に侵入し、玄米2袋およそ2万2000円相当を盗んだ罪に問われています。
この事件は被害者が倉庫のコメ袋にスマートフォンと連携して紛失したものの、位置情報を追跡することができる「スマートタグ」を仕掛けたことで被告の特定に至りました。
大矢被告は、13日に行われた初公判で起訴内容を認めました。
検察側の冒頭陳述
「大矢被告はコメの高騰で玄米を盗むようになった。最初は子ども7人を含む同居する10人で食べるために盗んでいたが、その後は転売目的で窃盗をし、インターネット上でコメを売却した」
次の裁判は来月4日に開かれる予定です。
(「グッド!モーニング」2025年5月15日放送分より)