埼玉 郵便局拳銃立てこもり事件 初公判で起訴内容を一部否認
社会|
05/26 12:15
おととし、埼玉県蕨市の郵便局に拳銃を持って立てこもった罪などに問われている男が、初公判で起訴内容を一部否認しました。
無職の鈴木常雄被告(88)はおととし10月、蕨市の郵便局で局員2人を人質にして拳銃を持って立てこもり、警察官らに発砲して殺害しようとした罪などに問われています。
さいたま地裁で26日に開かれた初公判で、鈴木被告は起訴内容について「殺意を持ったと言っていますが、そんな気持ちは一切ない」と一部否認しました。
検察側は冒頭陳述で鈴木被告は「以前あった郵便局員とのトラブルで恨みを募らせて、報復のために郵便局に向かった」と指摘しました。
一方、弁護側は発砲について「威嚇のために撃った」と主張しました。