全店休業の「ミュゼプラチナム」元従業員が賃金支払い求め破産手続き開始申し立て
社会|
05/16 19:23

大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」の元従業員らが、賃金が支払われていないなどとして、運営会社の破産手続き開始を東京地裁に申し立てました。
「ミュゼプラチナム」を巡っては、従業員への賃金支払いや関連会社への支払いなどが滞っていて、全店舗が一時休業する事態となっています。
こうしたなか、去年12月以降、賃金が支払われていないなどとして、元従業員ら10人が16日、東京地裁に破産手続き開始の申し立てを行いました。
申立人の女性
「給与の未払いが続いていて精神的にも苦痛が長らく続くなかで、通常の日常が過ごせない。ミュゼを信じて通ってくださっていたお客様が全国で400万人以上いるなかで、申し訳ない気持ちがやはり強く」
今後、東京地裁が破産を開始するかどうかを判断することになります。
ミュゼプラチナムを運営する「MPH」は、「破産申し立てが事実であれば、真摯に受け止めて、引き続き事業再生に向けて邁進(まいしん)する。未払いの給与の支払いは計画を立てて準備している」とコメントしています。