天皇ご一家、学童疎開船「対馬丸」の展示を視察 沖縄訪問
社会|
06/05 12:07
沖縄県を訪問している天皇ご一家が、戦時中にアメリカの潜水艦によって撃沈された学童疎開船「対馬丸」の展示を視察されました。
天皇皇后両陛下と愛子さまは、5日午前10時半ごろ、那覇市の対馬丸記念館を訪問されました。
終戦1年前の8月、沖縄から出航した「対馬丸」はアメリカの潜水艦に撃沈され、児童や教師ら合わせて1484人が犠牲になりました。
対馬丸記念館を初めて訪れた天皇陛下は館長の説明を熱心に聴き、「漂着された方はどうしたのですか」などと質問されました。
これに先立ち、ご一家は対馬丸の犠牲者らを慰霊する「小桜の塔」で供花されました。
夜には皇居に戻られる予定です。