万博 レジオネラ属菌検出相次ぐ 水場を自主調査へ
社会|
06/06 06:25
大阪・関西万博で、基準値を大幅に上回るレジオネラ属菌の検出が相次いでいる問題で、万博協会は、パビリオンやトイレなどの水場を調査すると明らかにしました。
万博協会によりますと、基準値を大きく上回るレジオネラ属菌は会場南側のウォータープラザのほか、会場中央の「静けさの森」にある南側の水場で検出され、水場の利用が停止となっています。
レジオネラ属菌は、発熱や肺炎などの症状が出る「レジオネラ症」の原因となる細菌で、協会は、パビリオンや休憩所、トイレなど、合わせて8カ所の水場でも、自主的に調査する方針です。
すでに検出されている場所は7日から消毒や清掃作業を行い、保健所の検査で基準値を下回れば、利用を再開する予定です。