16年前の熊谷市死亡ひき逃げ事件 遺族が情報提供求めて新たにチラシ5万枚印刷 埼玉
社会|
06/12 23:59
16年前に埼玉県熊谷市で小学生の男の子がひき逃げされて死亡した事件で、遺族が目撃情報などを求めるチラシを新たに作成し、情報提供を呼び掛けました。
2009年9月、熊谷市で帰宅途中だった小学4年生の小関孝徳さん(10)が車にひき逃げされて死亡しました。
犯人は現在も分かっておらず、事件は未解決のまま発生から16年が経ちました。
今月12日、遺族はさらなる情報提供を呼び掛けるため、チラシを新調して5万枚を新たに印刷しました。
孝徳さんの母親
「こうして息子のためにたくさんの方が協力してくれることに感謝と、やはり犯人に近付くと信じています」
4年後の2029年に時効となるのを前に、去年12月には熊谷市議会が「死亡ひき逃げ事故の公訴時効撤廃を求める意見書」を全会一致で採択していて、国に提出しています。