万博開幕2カ月 来場者増加へ バス路線増設など対策
社会|
06/13 12:12
大阪・関西万博が開幕して13日で2カ月です。来場者数は増加傾向ですが、想定する来場者に達するにはさらなる対策が求められています。
(岡谷藍記者報告)
平日でも大勢の来場客でにぎわい、あちらこちらで行列ができている万博会場ですが、バスやタクシーなどで来場する人が利用する西ゲート周辺では連日、比較的空いている状態が続いています。
一般の来場客数は開幕から12日までの2カ月でおよそ630万人に上り、来場者数は増加傾向ですが、万博協会が想定する来場者数の達成にはさらなる対策が求められています。
協会は、来場者の75%が利用する東ゲートに比べ余裕のある西ゲートからの入場を促すため、ゲート前に到着するシャトルバスの路線を増設するなどしています。
一方で「会場はすでに飽和状態だ」と混雑を懸念する声も聞かれ、満足度の高い会場運営を続けられるか、協会には難しい対応が迫られています。