天皇陛下 ドイツ大統領と面会 戦後80年「過去と向き合い次世代へ伝えることが重要」
社会|
06/18 19:48
天皇陛下が来日しているドイツの大統領と皇居で面会し、「過去と向き合い、次の世代に伝えていくことが非常に重要だ」と話されました。
天皇陛下は18日午後4時ごろ、ドイツのシュタインマイヤー大統領を皇居の御所で出迎えられました。
小広間での懇談で大統領は戦後80年の今年、「未来のことを考えて過去と向き合うことが重要だ」と議会で演説したことを紹介しました。
これに対し、天皇陛下は19日から広島県を訪問することなどを伝え、「過去と向き合い、それを次の世代に伝えていくことが非常に重要だと考えている」と話されました。
さらに、すでに訪れた硫黄島や沖縄県などで遺族だけでなく若い世代を含めた語り部らと交流したことを紹介し、「過去の記憶を次の世代につなげていくのは大変、重要なことだと思う」と話されました。