“千葉の花”大賀ハスが見ごろ迎える 千葉市の遺跡から採取
社会|
06/29 07:21
千葉市の千葉公園では大賀ハスが見頃を迎え、大勢の見物客でにぎわいを見せています。
大賀ハスは1951年に千葉市内にある縄文時代の遺跡から採取された2000年ほど前の古代ハスの一種で、千葉の花として市民に愛されています。
東京大学の大賀一郎博士が発見したことから、この名がつきました。
28日は朝早くからハスの愛好家やアマチュアカメラマンなどが詰め掛け、のんびりと眺めたり、写真を撮ったりして花に酔いしれていました。
「やっぱりこの色と形ですよね。淡い色が大好きで、楽しく撮らせていただいています」
直径25センチにも及ぶ薄紅色に染まった花が池一面に咲き乱れ、多い時で700株以上の花が池を覆う大賀ハスは、7月上旬まで楽しめるということです。