小学生が“言っちゃった”ワケ 「クマに襲われた」は冗談
社会|
06/23 18:17
「クマに襲われた」というのは冗談でした。小学生が「クマに引っかかれた」と言ったその訳は。
市の担当者
「(クマに襲われた)当該事実はなかったというのが確認されました」
16日、京都府舞鶴市でこんな通報が…。
児童(小学5年生)の保護者
「子どもがクマに引っかかれた」
小学5年生の男子児童が右太ももあたりをけがし、病院に搬送されました。周辺住民は不安を隠せません。
周辺住民
「子どもが被害に遭うとは思ってもいなかった。まさか歩道に(クマが)出てくるとは思っていなくて…」
ところが…。
市の担当者
「クマに襲われたのではないという情報を教員が聞いて、児童に聞き取りを行うなかで分かってきました。公園で遊んでいた当該児童が足を滑らせて溝で傷を負った」
児童は公園で遊んでいる最中にけがをしてしまったといいます。なぜ「クマに引っかかれた」と言ったのでしょうか。
市の担当者
「傷が(クマに)引っかかれたように見えたため、これはクマに引っかかれたというドッキリというか、周囲(親を)を驚かせようと」
その後、児童は保護者と一緒に警察に正しい報告をし、とても反省しているということです。