2024年度の過労死などによる労災補償の請求件数4810件で過去最多 厚生労働省
社会|
06/25 20:41

2024年度の過労死などによる労災補償の請求件数は4810件で過去最多となりました。
厚生労働省によりますと、2024年度の過労死や仕事のストレスによる精神障害などを理由とした労災補償の請求件数は4810件でした。
前の年度から212件増え、過去最多となりました。
実際に支給が決定したのは1304件で、そのうち仕事によるストレスで精神障害を発症したと認定された数は1055件となり、初めて1000件を超えました。
請求件数が過去最多になったことについて、厚労省は「職場での仕事環境の変化や人間関係によりストレスを抱えている労働者が一定数増えている可能性がある」と分析しています。