大の里 横綱昇進パレード・田植えで…強い日差し 全国できょうも記録的猛暑
社会|
06/29 18:06
29日も太平洋高気圧の影響で全国的に真夏並みの厳しい暑さになりました。35℃以上の猛暑日を観測したのは48地点と、1週間ぶりに40を超えました。
“史上最速”で横綱昇進を果たした大の里(25)。地元・石川県の人々への報告をかねたパレードです。
第75代横綱
大の里
「横綱になって津幡町に帰ってきて、このような、たくさんの方がきょうパレードに来てくれて本当にうれしかったです」
8年ぶりとなる日本人横綱の誕生とあって、28℃という気温以上に熱く盛り上がりました。
ファン(84)
「(Q.暑いと思うんですけど?)84年間、鍛えてきたから大丈夫です!」
“祭りの練習”とでもいえば分かりやすいでしょうか。本番前に行われる山笠台の「試し舁き」です。
締め上げた縄に緩みがなどがないかを確認するため、本番さながら“本気”で走ります。山笠期間が始まる前で、体力も十分。今が一番早く走れるのだとか。
そうした熱さが地域に広がったのでしょうか。29日は西日本を中心に577地点で真夏日を観測。猛暑日も48地点と“真夏の暑さ”に。
広島県の三次市では全国1位となる37.2℃まで上がり、梅雨が明けたことを実感する週末となりました。
関東が涼しかったわけではありません。
皆さん、求めるのは少しでも涼しくなれる場所。となれば当然、水に入るのが1番です。
田植えに参加したのは、みずほフィナンシャルグループの社員とその家族ら。“瑞穂”とは「みずみずしい稲の穂」を表す言葉です。
涼し気に思えましたが、額には汗。素手で1本ずつ植えていくのは重労働だと分かりました。
入社1年目の人
「上と反射との間に挟まれる感じでめちゃくちゃ痛い。焼けたなって」
北海道では真夏日に届かずとも海へ。ちょっと寒くても我慢。はしゃげば温かくなります。海辺でバーベキューぐらいがちょうどいいようですが、こんな問題も…。
海水浴客
「ちょっと食費が増すんですけど、カラスの分も入るんで。5人で来てもカラス含めて6人分みたいな感じ」
本格的な夏はもうすぐです。