夏の訪れ告げるニッコウキスゲが霧降高原で見ごろ 栃木・日光市
社会|
06/29 10:12
栃木県日光市の霧降高原では、夏の訪れを告げるニッコウキスゲが見ごろとなっています。
ニッコウキスゲは標高の高い草原などに群生するユリ科の多年草で、ラッパのような形をした濃い黄色の花を咲かせます。
日光に多く自生していたことからこの名前で呼ばれるようになりました。
赤薙山の中腹の標高1300メートルから1600メートルにかけて広がるキスゲ平園地にはニッコウキスゲが群生しています。
今年は春先に寒い日が多かったことなどから、例年よりも1週間ほど遅れて見ごろを迎えました。
この日は朝からたくさんの人が訪れ、高原のさわやかな風を感じながら斜面を黄色に染めるニッコウキスゲを楽しんでいました。
埼玉・久喜市から来た人
「想像以上にきれいでこんなにきれいに咲いているとは思わなかったです」
「本当に一面に咲いていてきれいだなと思いました」
宇都宮市から来た人
「何度も来てますけど、これだけ素晴らしいのは近年では珍しいですね。近年では最高だと思います」
今後は来週末にかけて、さらに標高の高い場所で開花が進み、見ごろが続くということです。